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「親から相続した家が空き家になっている」
「誰も住んでいないけれど、このまま所有していて大丈夫?」
「売却したいけれど、古い家でも売れる?」
空き家を所有すると、建物の管理や固定資産税など、さまざまな負担が発生します。
さいたま市でも、空き家の適正管理は所有者等の責務とされており、管理不全の空き家については市から指導や勧告などが行われる場合があります。
また、国土交通省も、空き家は放置する期間が長くなるほど老朽化や損傷が進み、売買や賃貸が難しくなる場合があるとして、早めの対応を呼びかけています。
この記事では、さいたま市で空き家を売却する前に確認したいことや、片付け・解体の必要性、仲介と買取の違いについて分かりやすく解説します。
📖目次📖
1.空き家を売却する前に確認したいこと
2.さいたま市の空き家をそのままにするリスク
3.空き家は「そのまま」でも売却できる?
4.空き家を売却する前に片付け・解体は必要?
5.空き家の売却方法は「仲介」と「買取」どちらがいい?
6.さいたま市で空き家の売却にに悩んだら
まとめ
1.空き家を売却する前に確認したいこと
建物の状態
長期間人が住んでいない家では、雨漏りや設備の故障、外壁や屋根の劣化などが進んでいる可能性があります。
売却前に建物の状態を把握しておくことで、どのような売却方法が適しているか判断しやすくなります。
土地・接道の状況
土地を売却する場合は、土地の面積や形状だけでなく、
・前面道路の幅員
・接道状況
・用途地域
・建ぺい率・容積率
・境界の状況
なども確認しておきたいポイントです。
特に古い家の場合、現在の建築条件と建築当時の条件が異なることもあるため、専門家に確認してもらうと安心です。
名義を確認する
相続した空き家の場合は、登記上の名義も確認しておきましょう。
相続人が複数いる場合には、売却について相続人同士で話し合う必要があります。
2.さいたま市の空き家をそのままにするリスク
空き家は、誰も住んでいなくても定期的な管理が必要です。
さいたま市も、空き家の適正管理を所有者等の責務としており、放置によって倒壊や建築材の飛散、犯罪の誘発、雑草・樹木の繁茂などにつながる可能性があると案内しています。
建物の劣化が進む
人が住んでいない家は換気や清掃などが行われにくく、雨漏りやカビ、設備の故障などに気づくのが遅れることがあります。
建物の劣化が進めば、売却時に修繕や解体を検討する必要が出てくる可能性もあります。
近隣への影響が出る
庭の雑草や樹木が伸びたり、外壁や屋根が傷んだりすると、近隣の生活環境に影響することがあります。
さらに、害虫・害獣や不法侵入などの問題につながる可能性もあります。
税金の負担が続く
空き家を所有している間は、固定資産税などの負担が続きます。
また、管理不全空家等や特定空家等として勧告を受けた場合、土地の住宅用地特例が適用されなくなり、固定資産税の負担が増える可能性があります。
「誰も使っていないから」と長期間放置するのではなく、売却や活用を含めて早めに今後の方針を考えることが大切です。
3.空き家を「そのまま」でも売却できる?
「空き家だから、まず解体しないと売れない」と考える方もいます。
しかし、必ずしも解体して更地にする必要があるとは限りません。
建物の状態や立地によっては、
・建物をそのまま売却する
・古家付き土地として売却する
・リフォームして売却する
・建物を解体して土地として売却する
など、複数の方法を検討できます。
国土交通省も、空き家について「住宅のまま売却」する方法や、解体して跡地を活用する方法を案内しています。
そのため、解体を決める前に、一度不動産会社へ相談することがおすすめです。
4.空き家を売却する前に片付け・解体は必要?
空き家を売却するときに悩みやすいのが、家の中に残っている家具や家電などの処分です。
荷物は必ず処分する?
空き家の中に荷物が残っているからといって、必ずしもすべて処分してからでなければ売却できないわけではありません。
物件や売却方法によっては、残置物がある状態から相談できる場合もあります。
特に大量の家具・家電が残っている場合は、処分費用も大きくなる可能性があるため、先に売却方法を確認してから片付けるほうがよいケースもあります。
解体は先にするべき?
解体にも費用がかかるため、「売却するなら更地にしたほうがいい」と決めつけるのはおすすめできません。
建物の状態や土地の条件によっては、古家付きの状態で売却したほうがよい場合もあります。
国土交通省も、老朽化した空き家については解体して土地として活用する方法を示す一方、住宅のまま売却する方法も紹介しています。
解体する前に、仲介と買取を含めて売却方法を比較しましょう。
5.空き家の売却方法は「仲介」と「買取」どちらがいい?
空き家を売却する方法として、主に「仲介」と「買取」があります。
仲介
不動産会社が購入希望者を探して売却する方法です。
一般の市場で買主を探すため、できるだけ市場価格に近い価格で売却したい方に向いている場合があります。
ただし、買主が見つかるまで時間がかかる可能性があります。
買取
不動産会社が直接空き家を買い取る方法です。
一般の購入希望者を探す販売活動が不要になるため、早く売却したい方や売却の手間を減らしたい方には選択肢となります。
また、古い家や荷物が残っている家など、一般の買主を見つけにくい物件でも、買取を検討できる場合があります。
一方で、買取価格は仲介による売却価格より低くなる場合があります。
そのため、
「価格を重視したい」⇒仲介を検討
「早さや手間の少なさを重視したい」⇒買取を検討
というように、自分の希望に合った方法を選ぶことが大切です。
6.さいたま市で空き家の売却に悩んだら
空き家を所有していると、
「古い家だから売れないかも」
「荷物が多くて片付けられない」
「解体費用をかける余裕がない」
「遠方に住んでいて管理できない」
など、さまざまな悩みが出てきます。
しかし、すべてを自分で解決してから売却する必要はありません。
さいたま市では、空き家の「相続」「売却・賃貸」「管理」などについて相談できるワンストップ相談窓口も設けられています。相談員が必要に応じて弁護士・税理士・不動産業者・解体業者などと連携し、助言や提案を行っています。
不動産会社へ相談する場合も、まずは現在の建物の・土地の状態を確認してもらい、
そのまま売るのか
↓
片付けて売るのか
↓
解体して土地として売るのか
↓
買取を利用するのか
を比較してみましょう。
まとめ
さいたま市で空き家を売却する場合、「とりあえず解体する」「全部片づけてから売る」ではなく、まず売却方法を検討することが大切です。
空き家は放置する期間が長くなるほど、建物の劣化や管理負担が大きくなる可能性があります。
そのため、誰も住む予定がない空き家であれば、早めに売却や活用について考えてみましょう。
仲介による売却だけでなく、不動産会社による買取という方法もあります。
「この状態でも売れる?」という段階でも構いません。
まずは空き家の現在の価値と状態を確認し、自分に合った売却方法を検討してみましょう。
参考・出典
さいたま市「さいたま市/空き家適正管理」
国土交通省「国土交通省|住宅:空き家対策 特設サイト」
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【ご注意】
本記事は2026年現在の情報をもとに作成しています。法令・制度・税制等は今後変更される可能性があります。実際の売却条件や手続きについては、個別の状況に応じて不動産会社や専門家へご確認ください。