【越谷市版】遺言書のある相続不動産
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越谷市において、「遺言書のある相続不動産を売却」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

1. 越谷市にお住まいのS様が、
「姉妹間でのトラブルを回避するため
遺言書とは異なる方法で相続した事例」

1. 越谷市にお住まいのS様が、「姉妹間でのトラブルを回避するため遺言書とは異なる方法で相続した事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 越谷市大字袋山 種別 一戸建て
建物面積 77.61m² 土地面積 102.88m²
築年数 44年 成約価格 2,500万円
間取り 3LDK その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は越谷市にお住まいの50代S様です。
お父様が亡くなり、ご実家と金融資産を妹様と相続することになりました。
お父様と妹様は仲が悪く、お父様が用意されていた遺言書には、「すべての財産を長女であるS様に相続させる」という内容が書かれていました。
しかし、S様は「このまま遺言書通りに相続してしまうと、不公平が生じて妹とトラブルになるのでは」と懸念されています。
トラブルを避けるため、S様はご実家を売却して現金化し、そのうえで金融資産と合わせて公平に分けることを思いつきました。
それと同時にS様は「遺言書通りに相続しなくても法的に問題はないのか?」と疑問を抱きました。
ひとまずS様は売却相談をするため、近くの不動産会社に行くことに決めました。

解決したいトラブル・課題

課題
妹との相続トラブルを避けたい。遺言書通りに相続しなくても問題はないか知りたい。

不動産会社の探し方・選び方

S様は近くにあるいくつかの不動産会社に問い合わせました。
その際に下記の2点を重視して選びました。

  • 不動産における相続問題も受け付けている
  • 相続不動産の売却に精通している

最終的に、重視した点に加えて丁寧かつ分かりやすい説明をしてくれた、もとやま不動産に相談することに決めました。

S様の「トラブル・課題」の解決方法

S様はお父様が用意されていた遺言書の内容では公平が保たれておらず、妹様とトラブルが生じそうとのことでした。そのトラブルを避けるために遺言書とは異なる形で相続をしたいが、問題はないかというご相談でした。

遺言書は必ずしも守らなければならないものではありません

1.「遺言書」の内容とは異なる形での相続は可能

遺言書は故人のご意思を示す大切な書類ですが、相続人全員の合意があれば、その内容を変更することも可能です。

実際に相続人同士の話し合いによる取り決めが優先される場合があります。
したがって、今回のケースでも、S様と妹様で、

  • ご実家を売却すること
  • 売却益と金融資産を均等に分けること

上記2点で合意することができれば、特に問題は生じないでしょう。

2.「結果」

S様は弊社の説明を受け、遺言書には従わないことに決めました。
後日、妹様と協議を行い、ご実家を売却して売却益と金融資産を公平に分けることで合意に至りました。

その後、4ヶ月で無事にご実家を売却。
売却金と金融資産をS様姉妹が納得行く形で相続することができ、S様は非常に満足されていました。

2.越谷市にお住まいのY様が、
「遺言書の内容を守りつつ公平性も保ちながら相続できた事例」

2.越谷市にお住まいのY様が、「遺言書の内容を守りつつ公平性も保ちながら相続できた事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 越谷市蒲生東町 種別 一戸建て
建物面積 102.95m² 土地面積 110.33m²
築年数 37年 査定価格 2,100万円
間取り 3LDK その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は越谷市にお住まいの60代のY様です。
お父様が亡くなり、ご実家と金融資産を弟様と相続することになりました。
お父様は遺言書を用意しており、その内容には「ご実家は長男であるY様に、金融資産は弟様に相続させる」と明記されていました。

Y様としては、ご実家が建っている土地は先祖代々の土地のため自身が相続することで問題ないと思っていました。
しかし、ご実家は金融資産よりも価値が高いことから弟様が「不公平だ」と言い出し、相続手続きが進められず困っています。
Y様はまず、ご実家の正確な価値を確認するため、不動産会社に査定を依頼しました。

解決したいトラブル・課題

課題
遺言書に従って相続したいが、弟様が不公平だと反対している。

不動産会社の探し方・選び方

Y様は近くの不動産会社に相談することにしました。
ネットで検索し、複数の不動産会社のホームページを比較した結果、

  • 越谷市の不動産市場を把握しており、適正な査定をしてくれそう
  • 代表の顔写真が掲載されていた

上記2点で信頼できると感じたもとやま不動産に相談することにしました。

Y様の「トラブル・課題」の解決方法

Y様は遺言書通りに相続したいが、それでは公平が保たれず、弟様が納得してくれないそうで相続手続きが進められず困っていらっしゃいました。
Y様のケースは「代償分割」で解決することができます。

1.「代償分割」とは

代償分割とは相続人のうち一人が相続財産の全部または一部を取得し、その代わりに他の相続人に代償金として現金を支払い、公平を図る分割方法です。

今回、Y様のご実家の査定額は2,100万円でした。
金融資産は800万円だったことから、相続財産の総額は2,900万円となります。
2,900万円を2等分すると1,450万円です。

そのため、Y様は800万円の金融資産を相続する弟様に1,450万円の差額分(650万円)を支払うことで、公平を保つことができます。

2.「結果」

弊社の説明を受けたY様は、検討した結果、「弟様との関係が悪化するのを避けたい」とのことで代償分割を選択することにしました。

遺言書の内容は守られ、先祖代々の土地をY様が継承。
一方で弟様も公平性のある金額を得ることができたことで、関係性が悪化することなく相続を終えることができました。
Y様は、「第三者である不動産会社の具体的な助言がなければ、ここまでスムーズに進まなかったと思う」とおっしゃっており、大変ご満足いただけました。

3.越谷市にお住まいのT様が、
「遺言書の内容に納得いかなかったため
遺言書とは異なる形で相続した事例」

3.越谷市にお住まいのT様が、「遺言書の内容に納得いかなかったため遺言書とは異なる形で相続した事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 越谷市大間野町 種別 一戸建て
建物面積 100.45m² 土地面積 110.77m²
築年数 48年 査定価格 1,000万円
間取り 4LDK その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は越谷市にお住まいの50代T様です。
お父様がお亡くなりになり、ご実家と金融資産の相続手続きを進めることになりました。

遺品整理の際、お父様が生前に準備されていた遺言書が見つかり、その中には「財産のうち△△銀行の預金300万円を、長年通っていたデイサービスの方に贈与する」との内容が記されていました。
T様としては、親族以外の第三者に財産が渡ることに対して驚きと戸惑いを感じています。
ひとまず、ご実家の正確な価値を確認するため、不動産会社に査定を依頼することにしました。

解決したいトラブル・課題

課題
親族関係にない第三者に財産が渡ることに納得がいかない。

不動産会社の探し方・選び方

T様は、不動産における相続問題に知見がありそうな不動産会社に相談することにしました。ネットで検索した際に、

  • 相続の専門サイトがあった
  • Googleの口コミ評価が高かった

上記2点を魅力に感じたもとやま不動産に相談することに決めました。

T様の「トラブル・課題」の解決方法

T様は、お父様の財産が親族ではない第三者に渡ることに対し、納得がいっていませんでした。
そのため、「親族以外の人でも財産を相続または受け取ることはできるのですか?」というご質問をいただきましたので、ご説明させていただきました。

1.「遺贈」

T様のケースのように、遺言書に「親族以外の第三者に財産を渡す」と明記されていた場合、その第三者にも財産を譲ることが可能です。
このように、相続人ではない人に遺言によって財産を譲ることを「遺贈(いぞう)」といいます。

遺贈には下記の2種類があります。

  • 包括遺贈
    財産のすべて、または一定の割合を譲る遺贈のこと。
    包括遺贈を放棄する場合は、家庭裁判所での手続きが必要。
  • 特定遺贈
    土地や預金など、特定の財産を譲る遺贈のこと。
    特定遺贈を放棄する際には、家庭裁判所の手続きは不要。
    その代わり、他の相続人に対して放棄の意思を伝える必要がある。

今回のケースは特定遺贈に当たるので、デイサービスの方の意思を確認し、もし遺贈を受け取らない意向があれば、煩雑な手続きを行わずに対応することが可能です。

2.「結果」

T様がデイサービスの方に事情をお伝えしたところ、「お気持ちはありがたいですが、財産を受け取るつもりはありません」とのお返事をいただき、書面で遺贈を放棄する意思を残してもらいました。

これ受けてT様は大きな安心感を得られ、遺言書の内容にとらわれることなく、相続人として正当にご実家と金融資産のすべてを引き継ぐことが可能となりました。

その後、ご実家に住むご予定がないことから売却を決断され、弊社にて売却手続きを進めさせていただきました。
半年後には無事に買い手が見つかり、T様は「相続に関する不安から売却まで、スムーズに解決できて本当に良かった」とご満足のご様子でした。

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